和太鼓の会・遊楽疾風

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遊楽疾風・誕生秘話

富士丸の写真

―――遊楽疾風が誕生したきっかけは1995年の秋の茨城県青年の船事業でした。


茨城県青年の船事業は、3年に1度の県による青年育成を目的とした海外研修事業のひとつで、渡航先はここ数年、中国となっています。なぜ遊楽疾風の誕生のきっかけが青年の船事業なのか?渡航先の中国では、現地の青年との交流を深めるための大交流会がスケジュールに盛り込まれています。この交流会の中で、日本の文化・芸能の披露の一環として平成7年度茨城県青年の船では和太鼓でのお囃子演奏をすることになりました。


青年の船の参加者は、茨城県内在住の青年を中心とするおよそ400名もの多人数です。その中から希望者を募り、南町弐丁目・世話役による付焼刃の練習をこなして中国でお囃子を披露し、大成功をおさめました。そのときのメンバーが中心となり、「せっかく忙しい中、時間を割いて練習をしてお囃子の演奏も成功したのに、このままで終わらせるのはもったいない。」という気持ちから、有志を募り『遊楽疾風』は誕生しました。


それから3年後の平成10年、再び青年の船が出航しました。遊楽疾風の誕生のきっかけとなった青年の船に恩返しをしようと、遊楽疾風のメンバーの大多数が青年の船の企画運営委員として参加しました。そしてまた今回も中国での大交流会には、新たに募った希望者によるお囃子の披露をし、大成功をおさめました。また、前回の教訓を活かし、中国側の青年や太鼓演奏者以外の日本側の青年も参加できるようにと、『豊年音頭』(一般的に盆踊りとして踊られている曲目)を取り入れ、会場内は大興奮の渦と化したのです。


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